Q1.
A1.
水のインテリアって何?水槽ではないの・・・
グラスリウムは、熱帯魚や魚を飼う水槽ではありません。狭い環境や温度などの問題で買える魚は限られており、またバイオーターに適し慣らした魚しか飼えません。魚を飼う水槽としては物足りなく感じられますが、ブクブクや装置がない環境で静かに泳ぐ魚達は癒しの空間を創ってくれます。また、発酵科学から生まれたバイオーターは黄色味をおびており高級ガラスに入れると金色に輝き、水槽というよりまさに水のインテリアなのです。
Q2.
A2.
どうしてエアーポンプ、ろ過器がいらないの?温度はどうするの・・・
生きている水バイオーターを使っているからです。水中溶存酸素が低下すると酸欠になり、また、水を循環させフンなど老廃物をろ過しないと臭くなり魚は死んでしまいます。 従来、魚を飼ううえではエアーポンプや循環器、ろ過器などが必要とされてきました。 発酵バイオ科学から生まれた「生きている水バイオーター」は抗酸化力を持ち腐りにくい特性を有していますので、水中溶存酸素があまり低下せず、アンモニアなどの有害物質を抑える力を持ちます。 しかし水のインテリアとして装置がないところに価値を見いだし水温管理などのヒーターを使わないため飼える魚は限定されます。 冬は暖かい部屋に、夏はなるべく涼しいところに置いてください
Q3.
A3.
どんな魚でも飼えるの?市販の熱帯魚は・・・金魚は・・・
生きている水バイオーターは抗酸化力のある優れた培養水ですが魔法の水ではありません。いくら水が優れていても魚は各々生態系を持っており、金魚など大きくなる種類や行動範囲の広い種類は不適です。また市販の熱帯魚は温度変化に弱く適しておりません。水の問題と魚の生態系の問題は別なのです。
Q4.
A4.
お水だけは買えないの?砂も特殊なの・・・
動かない水は腐り、夏場などは一週間位でぬるっとします。動かない水の中に生き物を入れて、尚且つ腐らさないということは本来大変難しいことなのです。グラスリウムはバイオーターのみの力でなく銀河サンド、液体のエサ『バイオドロップ』などのバランスの上で生態系を保っています。そのため最初はセット販売のみしております。バイオーターを中心としたその生態系の仕組みを理解された方のみ次回から単体で購入する事ができます
Q5.
A5.
日々やることは?エサは・・・市販のエサは使えるの・・・
蒸発しますので、バイオーターをちょこちょこ注ぎ足して下さい。
またどうしても水面に泡が出ますのでティッシュでふき取って下さい。不思議なことですがこれをやるとやらないでは驚くほど水の状態が異なります。エサは週一〜二回で大丈夫です。バイオーターの中には水中微生物が豊富でエサは非常に少なくてすみます。バイオミンSは一〜二分で食べ切れる量だけ与え、くれぐれもあげすぎにはご注意下さい。二〜三週間の旅行も大丈夫です。液体のエサ『バイオドロップ』は、ミネラル・ビタミンを含み、例えて言えば、野菜や海草、果物の役割をします。尚、市販のエサは水を汚すので絶対にあげないでください。
Q6.
A6.
魚は死なないの?トラブルは・・・
通常一〜二年の寿命といわれていますが、ろ過器などの装置を使っても死ぬことが多いようです。自然界では、生態系のバランスの維持のためか五〇〇匹生まれ寿命を全うするのは二〜三匹といわれています。グラスリウムの魚とて例外ではなく、何らかの理由で死ぬことがあります。びっくりするかもしれませんが、慌てずに取り出し土などに埋めて下さい。その後蘇生液を入れて下さい。 魚の入れすぎ、エサの与えすぎ 、冬の寒さ、真夏の暑さは要注意です。定員匹数を守り、グラスリウムカバーを使い、守ってやって下さい。
Q7.
A7.
注意することは・・・・水草に光は必要ないの・・・
クリスタルガラスなどを使っていますので、レンズ効果で水温が急上昇する場合があり絶対に直射日光の当たる場所に置かないで下さい。魚も微生物も暗い所を好みますし、微生物は紫外線に弱くバイオーターの力が弱まります。 水草は最低月に一回替える必要があり、栽培するわけではないので、光はあまり必要としません。マンションの玄関先など暗い所でも大丈夫です。なるべく日の当たらない所に置いて出かける時などはグラスリウムカバーをかぶせ日光を避けるようにして下さい。
Q8.
A8.
水の交換はどうするの?お掃除は・・・
水の状態によって異なります。ただ万葉水草は一ヶ月に一回は植え替える必要がありますので、その際にガラス容器や銀河サンドなどを洗う事をお勧めしてます。
Q9.
A9.
万葉水草って何?市販の水草は使えないの・・・
音もない臭いもないグラスリウムをぼうっと眺めていると水草の美しさに魅せられます。地上の草花より華やかではありませんが、その控えめな美しさが万葉の人々の心と響き合う気がして和名を付けてみました。尚、水草は繊細で痛み易いので、茶褐色になったら早めに取り除いてください。 市販の水草は輸入時に殺虫燻蒸される物が多く狭い環境でのグラスリウムでは魚が死ぬ原因ともなり不適です。必ず万葉水草をお使い下さい。